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慶応大牛場ラボ「音楽と科学のシナジー」

先日、慶応大学矢上キャンパスのKiPAS(慶應義塾基礎科学・基盤工学インスティテュート)牛場ラボラトリーhttp://www.brain.bio.keio.ac.jp/のラウンジトークにて、古屋晋一さんのお話を聞いてきました。

「音楽と科学のシナジー」というテーマで、音楽家が演奏するための高度なスキルをどのように獲得するか、またそれが失われてしまった時どのように回復するか。実に興味深い発表でした。

音楽家医学・音楽家科学の分野はまだ歴史が浅いのですが、それはネガティブなことだけではないと思います。古屋さんをはじめ、若い研究者たちが和気あいあいと連携しながら次々に新しい研究が進めているからです。
当日も、手のジストニアの研究をしている同世代の方たちといろいろお話させていただきました。今後は私のテーマであるアンブシュアジストニアの研究も連携してやっていければいいなと考えています。

会場には多くの若い人も来ていて、その中のファゴットを吹く高校生といろいろ話すことができました。彼が将来音楽家になるか、研究者になるか、あるいはまったく違う道に進むのかは今はわかりませんが、このような「音楽家科学」という分野があたりまえに存在している環境から育っていく世代がいることは大きな希望です。


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